第24回オンラインレクチャー 「音楽外的なものから音楽を理解すること」の歴史:カントから現代の音楽まで

日時:2月28日(土)20時30分〜

講師:小島広之先生

(zoomによるオンラインレクチャー)

講座概要

音楽を聴いてその音楽を理解するというのは、どういうことなのでしょうか。例えば現代においては、作曲家が書いたプログラム・ノートを読むことで曲を把握して、理解の助けになるということは往々にしてあるでしょう。とりわけ現代の音楽を聴く際は音楽以外の要素、特に言葉と結びつくことによって、音楽の理解の一助になることが多いように思います。しかし一方では、言葉に頼らずに音楽だけ聴いて理解するという聴き方もあるはずです。こうした言葉等、音楽外的なものを通して音楽を理解するのか、それともそうしたものに頼らず理解するのか、そのどちらのあり方が正しいのかといった論議は、実は今始まったことではなく、昔から様々な論争が繰り広げられてきました。

今回の「庭園想楽」では、この古くて新しい、謂わば永遠の課題でもある音楽と音楽外的なものの関係性について、現在、若手の音楽学者で最も注目されている1人、小島広之先生をお招きして、その歴史を振り返りながら一緒に考えていきたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。(渡辺俊哉)


講師:小島広之先生 略歴

小島広之(こじま・ひろゆき)

1993年、愛知県生まれ。慶應義塾大学理工学部を経て同大学文学部美学美術史学専攻を卒業。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程に在籍。専門は20世紀ドイツ語圏の音楽美学、音楽批評。

研究活動に加えて、音楽評論活動を行なっている。2022年に第9回柴田南雄音楽評論賞奨励賞受賞。現代の作曲家による創作活動を伝えることを目的としたコレクティブ「スタイル&アイデア:作曲考」を運営(https://t.co/uBe1XKXS0d)。


参加方法

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一般 2,000円

学生 1,000円


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----- 受講に際してのお願い -----

1. 主催者はカメラをオンにして参加する予定ですが、それぞれご事情もあると思いますので、カメラをオンにするのが難しい方はオフでも構いません(音声だけ参加も可)。ただし、お名前は実名表記でお願いいたします。ペンネーム等での参加は認められせん。

当日のイベントの様子は主催者が録画し、後日編集の上配信する予定です。ご参加の際、ご自身の顔などを映したく無い方は、カメラをオフにするなどしてください。

2. 今回はレクチャー形式になりますので、質問のある時以外は、設定を「ミュート」にして頂きますようお願いいたします。レクチャー後半に質疑応答の場を設けますのでその際に、ご発言頂けますようお願いいたします。

3. 会の運営にあたり一般的なマナーをお守り頂ける事を前提としております。暴言や他人を攻撃する行為等、会の運営を妨害していると考えた際には主催者により退室して頂くこともございますのでご了承ください。

庭園想楽

庭園想楽は、日本庭園の精神である不易流行の思想から着想した、未来につながる音楽を創造するために様々な事柄を学ぶための場です。 過去の音楽芸術の研究や、作品の制作、演奏実践等を通して今日の音楽の在り方について問い直していきたいと思います。 また「庭園想楽」に関わる人々が、それぞれの視点から音楽やその他の芸術に関わる美について考え、議論を通して新しい世界を生み出すことを目的としています。