(終了)第13回オンラインレクチャー 音の流れを描く~「シェンカーの分析」入門~
日時 2021年6月20日(日) 19時開演 21時終了予定
講師:西田紘子 先生
(zoomによるオンラインレクチャー)
講座概要
旋律とは何でしょうか?
なかなか一言では答えられない問題です。これまで多くの音楽思想家たちが、旋律のしくみや由来について考えてきました。
今回は、20世紀前半にウィーンで活動したハインリヒ・シェンカーという音楽家に注目します。
シェンカー理論やシェンカー分析という語をきいたことがあるかもしれません。第二次世界大戦後の北米で確立された分析法です。調性音楽の「つくり」を理解する便利なツールのひとつで、クラシックだけでなく、ロックやジャズにも適用されてきました。
でも「専門用語がいっぱいあって難しそう」とか「曲を聴いた印象と合わない」という声も耳にします。
そこで本レクチャーでは、シェンカー分析のもととなったシェンカー本人の作品解釈をとり上げます。シューベルトの歌曲、シューマンやメンデルスゾーンのキャラクターピースなど、よく知られた小品を中心に、シェンカーの生き生きとした分析を体感しつつ、ご自身の演奏や聴き方と改めてじっくり向き合ってみませんか。
今後、バッハからビートルズまで、さまざまな調性音楽を理解するヒントになると思います。
講師 西田紘子先生 略歴
九州大学大学院芸術工学研究院准教授。ロータリー財団奨学金を得て2005年より2年間、ウィーン音楽演劇大学博士課程で音楽理論・分析を学ぶ。2009年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程(音楽学専攻)修了。博士(音楽学)。著書『ハインリヒ・シェンカーの音楽思想――楽曲分析を超えて』(九州大学出版会)、編著『ハーモニー探究の歴史――思想としての和声理論』、共訳書H. シェンカー『ベートーヴェンのピアノ・ソナタ批判校訂版――分析・演奏・文献』シリーズ、A. ハルム『フーガとソナタ――音楽の2つの文化について』(以上、音楽之友社)などのほか、オーケストラ団体の研究や演奏研究、批評活動を行っている。
参加費 一般2,000円 (学生1,000円)
※当日17:00以降のお申し込みは2,500円(学生1,500円)となりますので、お早めにお申し込みください。
▷ 一般2,000円
▷ 学生1,000円
参加方法
「今すぐ購入」ボタン(PayPal)より、開演一時間前までにお支払いください。
PayPalにご登録のメールアドレスにteiensogakuよりzoomイベントのURLをお送りします。
Paypal以外のお支払いをご利用の方は、【銀行口座への振り込みをご希望の方へ】をお読み頂き、そちらに記載されている口座よりお支払いください。
<注意事項>
PayPalご登録のメールアドレスとお名前に誤りの無いようご注意ください。また、最下部の「受講に際してのお願い」を必ずお読みください。
お問い合わせはteiensogaku@gmail.comまでお願いします。
【銀行口座への振り込みをご希望の方へ】
銀行口座への直接のお支払いは、以下の口座へお願い致します。
PayPay銀行(ペイペイギンコウ、旧ジャパンネット銀行) 店番号005 ビジネス営業部支店
普通預金 口座番号3637511
また、お振込み頂いた際にteiensogaku@gmail.comまでお知らせ下さい。こちらで振り込みの確認をさせて頂き、当日の1時間ほど前にお知らせ頂いたメールアドレスへzoomのアクセスリンクをお送り致します。以下の「受講に際してのお願い」を必ずお読みいただき、ご参加ください。
----- 受講に際してのお願い -----
1. 主催者はカメラをオンにして参加する予定ですが、それぞれご事情もあると思いますので、カメラをオンにするのが難しい方はオフでも構いません(音声だけ参加も可)。ただし、お名前は実名表記でお願いいたします。ペンネーム等での参加は認められせん。
当日のイベントの様子は主催者が録画し、後日編集の上配信する予定です。ご参加の際、ご自身の顔などを映したく無い方は、カメラをオフにするなどしてください。
2. 今回はレクチャー形式になりますので、質問のある時以外は、設定を「ミュート」にして頂きますようお願いいたします。レクチャー後半に質疑応答の場を設けますのでその際に、ご発言頂けますようお願いいたします。
3. 会の運営にあたり一般的なマナーをお守り頂ける事を前提としております。暴言や他人を攻撃する行為等、会の運営を妨害していると考えた際には主催者により退室して頂くこともございますのでご了承ください。
0コメント