庭園想楽より皆様へ (2020年活動のご報告)


今年、産声を上げたばかりの庭園想楽ですが、素晴らしい先生方をお招きし、オンライン上でたくさんの方々と音楽の素晴らしさを分かち合うことができました。この場を借りて心より御礼申し上げます。

改めまして今年4月より登壇いただいた講師の先生方のお名前をご紹介いたします。


第1回『作曲家渡辺俊哉が語る自作品』

講師:渡辺俊哉(作曲家、国立音楽大学准教授)

   

第2回『音楽の価値とは?(その1)「著作権と音楽の価値」』

講師:榑谷学先生(株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)

   

第3回『音楽の価値と労働問題を考える - 問題点と改善策-』

講師:中谷達也弁護士(西中・宮下法律事務所)

   戸島真梨子弁護士(西中・宮下法律事務所)


第4回 『ベートーヴェン研究の今 スケッチから見える作曲プロセス』

講師:沼口隆先生(音楽学、東京藝術大学准教授、国立音楽大学講師)


第5回『ベートーヴェンの交響曲を書き換えた男ー F.-J.フェティスの和声理論』

講師:大迫知佳子先生(音楽学、広島文化学園大学学芸学部准教授、ブリュッセル自由大学哲学社会科学部協力研究員)


第6回『調性とは何か? ―F. –J. フェティスによる史上初の調性定義の試み―』

講師:大迫知佳子先生(音楽学、広島文化学園大学学芸学部准教授、ブリュッセル自由大学哲学社会科学部協力研究員)


第7回『どこまで書くか、どこまで弾くか 〜対談で読み解く「英雄交響曲」〜』

講師:石川星太郎(指揮者、庭園想楽代表)

   星谷丈生(作曲家、福井大学教育学部准教授)


第8回『おぉ友よ、そんな書き換えではなく!――シェンカーと共に第九の演奏を考える』

講師 西田紘子先生(音楽学、九州大学大学院芸術工学研究院准教授)


以上の先生方、素晴らしいレクチャーをありがとうございました。

次回オンラインレクチャーは2021年1月末を予定しております。詳細をお待ちください。

庭園想楽は、今後も意義ある試みを続けて参る所存です。皆様にお目にかかれますことを、心より楽しみにいたしております。


庭園想楽 メンバー一同


代表 石川星太郎

プロデューサー 星谷丈生

ディレクター 渡辺俊哉

企画 尾池亜美

メンバー 多井千洋

スタッフ 藤井愛子

庭園想楽

庭園想楽は、日本庭園の精神である不易流行の思想から着想した、未来につながる音楽を創造するために様々な事柄を学ぶための場です。 過去の音楽芸術の研究や、作品の制作、演奏実践等を通して今日の音楽の在り方について問い直していきたいと思います。 また「庭園想楽」に関わる人々が、それぞれの視点から音楽やその他の芸術に関わる美について考え、議論を通して新しい世界を生み出すことを目的としています。